ツボを用いる治療法の中でも、お灸は極めて特有の形態をもちます。
もぐさとはヨモギの葉を乾燥させたものであり、
A. 皮膚の上で焼灼する直接灸。
B. 皮膚を温める間接灸(生姜やびわの葉などを用いた隔物灸、又は棒灸)。
の、2タイプに大別されます。
この2つは作用を異にしており、資料によれば、
「直接灸の主目的は病根を抜くこと」、
「間接灸の主目的は体調を慰撫すること」とありました。
日々の臨床の場において、「だんだんと、膝(ヒザ)がO脚(がに股)になってきた・・・。」「膝に水が溜まりやすい。」「梅雨時や雨の降る前日には膝が病めてくる。」などなど、
このように中国伝統医学(略して中医学)によるところの「痺証(ヒショウ)」という概念に対しては、お灸を行うことで劇的に改善することが多々あります。
「痺」は、はばまれたり閉じられて通らないことを意味し、「痺証」とは「風・寒・湿・熱」の病邪に「気・血・津液(シンエキ)」の流れが妨げられ、関節や筋肉の痛み、運動障害、重だるさ、しびれ感を惹き起こす病態で、リウマチや神経痛等によくみられます。
すなわち、病気の根本的な原因が解決されぬまま長期に及んだ結果、いわゆる「こじれた状態」に移行してしまったと考えれば、わかりやすいかもしれません。
お灸は、「病根を絶つ(抜く)」と表現されることがあります。
病根とは病の根本的な原因を指すものと思われます。
病根を絶つには、直接灸が有効です。
◆ コロナ対策に関して
厚労省より、令和5年3月13日以降は「マスクの着用は個人の主体的な選択を尊重し個人の判断が基本」となりましたので、患者さまご本人の意思に反しマスクの着脱を強いることはございません。
尚、当院では今後も施術者側のマスク着用、受付窓のシールド設置、室内の十分な換気、脱衣カゴ・手すり・ドアノブの消毒、手指用消毒アルコールの設置、検温等、新型コロナウイルス感染拡大防止を引き続き徹底して参りますので、安心してお越しいただければ幸いです。
石川県小松市串茶屋町甲32-10
鍼灸マッサージ師 田辺孝道
℡(0761)44-3834
駐車場有り
◆明るく清潔感あふれる室内
◆ 待合室の随所に手すり設置。 安全且つ確実な治療を進める上で問診には充分な時間をとらせていただいております。また、精密検査等で医療機関との連携が必要な場合においても迅速に対応して参りますので、ご了承願います。
◆ 自動開閉式天窓(Top Light)
治療室屋根に設置。大型につき自然光溢れる室内を実現することができました。空気を入れ換えたいときはボタン1つでオープン。
ブラインドの開閉も調節可能。
◆ 治療室内で増やしているグリーンです。中にはマイナスイオンを発生する植物もあります。以前に読んだ新聞で、クラシック音楽の波長が植物の成長をも促すとのことでした。おかげ様でスクスクと育っており、患者さんからも好評を得ております。
あなたもジンドゥーで無料ホームページを。 無料新規登録は https://jp.jimdo.com から